不登校・ひきこもり

不登校・ひきこもりの お子様がいらっしゃるご家族様へ

小学校、中学校、高校、大学、或いは就職先等…
子供も大人も、様々な集団生活/集団組織/環境の中で本当に苦しんでいます。特に
子供達は、これまでの人生経験年数が少ないことは勿論、内面では様々な葛藤を抱えており、また医学的にも細胞レベルで急成長している時期です。当方は、小学校・中学校でカウンセリングでの不登校支援等をさせて頂きました。様々な考え、価値観がありますが…現在の情報をそのまま受け止めて「ただ見守る」「自分から行くまで待つ」というだけでは問題解決になりません。特に「不登校」や「ひきこもり」に関しては 
一つの要因として「強い不安」があげられます。その他には、ツライ身体症状、将来に対する不安、周囲からの期待、いじめ、友人関係、学習に関する問題など…更には、年齢が高くなれば為るほど自立に関して等、または心理的な病が見落とされていることもあります。

この難しい問題を解決するには、ご家族様の「協力」が不可欠です。私達は、専門のカウンセリング支援や個別支援などを交えながら、ご家族様のサポートも引き出し、またご本人様が「安心」や「信頼」を感じられるように支援いたします。ご本人様に心の余裕が出てくると…少しづつ前進を始めます。ここまでが、一番ツライ時期かも知れません。でも、ご本人様の中で心の整理が少しずつ出来てくると、以前と同じ事が出来るようになったり、生活リズムが整ってきたり、知らないうちに外出してたり(笑)… 
そして本人なりに「本当は、○○だけど…、もう別に、いいや!」と、思えた時に、彼ら彼女達は、また家族の中で笑ったり、一緒に食事をしたり、自分が居るべき場所に戻り始めるのです。
それから…多くの方々にカウンセリングをさせて頂き、見えたことがあります。それは周囲から「不登校、ひきこもり」等と勘違いされている方々は、誰ひとり「好きでその状況の中にいるのではないという」という事。そして多くの方々は誰よりも毎日悩み、苦しんで自分を責めています。昼夜逆転してしまうのも、悩んで眠れなくなる理由があるのです。そしてご本人様自身が現状を変えたい」と切に願っています。でも、その方法が分からないから…
これ以上、傷つきたくないから…人が怖い…家から出られない…
そんな見えない理由があって「不登校、ひきこもり」等と勘違いされてしまうことも実際にあるのです。

 だからこそ、ご家族様の支えが必要なのです。